アクションラーニング導入事例研究会!

皆様こんにちは

本日は秋のイベント第一弾!アクションラーニング導入事例研究会を実施いたしました。

この会の様子はTwitterの「#アクションラーニング導入事例研究会」で振り返っていただくことができます。是非、ご覧ください。


さて、まずはDr.マーコードによる開会のあいさつと近年のALの現状についてお話しいただきました。


「アクションラーニングとは組織の問題解決だけでなく、組織の文化になり、人と人とのつながりを生み出すもの」

この言葉は本当にそうであると実感します。


どんなに解決策が優れていても、それを実行に移す際に人と人とのコミュニケーションが障壁となっていては、良い解決策にはなり得ません。
その問題が、ALを導入することで少しでも改善されるなら、組織に導入する意義は大いにあるのではないでしょうか。



さて、その後の導入事例の発表では

野村證券 藤岡 様
NTTデータ 山本 様
パナソニック 関 様
キリンビール 大島 様

の4名の方々に企業に導入した時のねらいや気付き等をお話ししていただきました。


どの方々も実際に導入していく中で気付いた生の話をしていただけたので、興味深いお話ばかりでした。


簡単に紹介♪

・ALへの七つの期待。1.ひとりひとりの業務上の問題の自立的解決2.他の社員からノウハウを学ぶチャンス3.短時間で効果的4.傾聴するスキルを高める5.質問するスキルを高める6.結果としてのチームビルディング7.社員の情動への効果

・意見中心の会議から質問中心の会議に移行する際に、議論の不活性が生じてしまう。そのリスクをマネジメントするには、オリエンテーション時に質問の障壁の低さを説明したり、振り返り時に質問の仕方を振り返ることがコツ

・質問会議を実施するとなると、「開催することが目的」になってしまう時がある。その時は会議のテーマになる議題を無理やり探してしまうことがある。3年間ALを組織に導入した時に起きてしまう慣れのようなもの。

・タイでもAL導入事例「ねじ止め工程からいかに人員不足を解消するか」このような課題を現地の人々と一緒に質問会議で考えていった。また、いかに相手から考えを引き出すかという力も身につき、課題解決とリーダーシップの両方の効果が得られた。

・質問会議を進行するために「状況を展開させるための質問」をしがち。そうではなく、進行は気にせず「問題の本質を深掘りする質問」が必要。


うーーむ。。。なるほど・・・
実際に企業に導入していくと企業によって様々な障害があるみたいですね。それらの障害もALによって越えていくことができるのがALの良さではないでしょうか。



その後は、チームごとになって発表内容の踏み込みを行っていきました。
どのチームも活発で良い雰囲気だったので、安心しました。


それでは、明日はDr.マーコードを交えたアドバンス講座です。その様子もお伝えしたいと思います!

それでは失礼いたします。